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何より軽く柔らかい素材

#06 バケッタホースレザー




何よりも軽く

このバケッタホースレザーは非常に特徴の多い革。その中でも特筆すべきなのは同じ大きさの牛革と比べて約半分ほどしかない重さです。この革で仕立てた商品を持った人の多くは「本当に革なのか?」という反応を返してしまうほど。また、軽いだけではありません。たっぷりと革にオイルを含ませているのでとても柔軟で、経年変化も愉しめます。さらに触れた感触も独特で、銀面(革の表面)の滑らかさに驚くことでしょう。馬革といえばコードバンを思い浮かべる人は多いですが、ここにもまた、唯一無二の個性を持った革が存在することはあまり世の中に知られていません。


   全てが変わる

色々な革の経年変化を見てきましたが、この革ほど著しい変化はあまり見かけません。まず、そのスピード。使い始める前は少し張りのある印象を受けますが、一度使い始めるとこの革に含まれていたオイルが革を短期間で柔らかくします。また、色艶の変化も激しいです。Alt81が使用している別の革・シールドショルダーレザーも色は濃くなり新たな魅力的な艶が現れますが、このバケッタホースレザーはそれに加え革の柔らかさまで変わります。つまり商品の持つイメージをも変えてしまうわけです。革が馴染むに伴って商品のフォルムが柔らかくくったりとしてくる様はちょっとした優越感に浸ってしまうでしょう。当初少しグレーがかっていたマットな色も漆黒に変化し、光沢を帯びてゆく。これほど全てが変わる革も珍しいです。


   馬革の魅力

原皮にはポーランド産のポニー(体高147cm以下の小型の馬の総称)を採用しています。馬革にもホースハイドやコードバンなどいくつか種類はありますがこの原皮は他のホースレザーよりも摩擦に強く、高級紳士靴の内装や、合成繊維のナイロンが開発されるまでは米軍のA-2フライトジャケットやライダースジャケットに用いられるほど。繊維密度も高く、柔軟な革質もこの革ならではの特徴です。こんなに特徴を持った革ですが一般に広く普及していないのはそもそもの流通量の少なさと大きな傷のない上質な馬革を用意することが非常に難しいからです。馬は走りまわる生き物であるがゆえに傷が多く、なかなか商品に仕立て難いのです。その特性を知っているAlt81だからこそ、扱える革なのかもしれません。


  バケッタ製法が引き出すもの

革の名前にもなっている「バケッタ」とは植物の渋・タンニンのみでなめされる(通称「フルタン」)方法の中でも、昔ながらのなめし方である「バケッタ製法」が由来です。非常に作るのに時間のかかるフルタンは革に余計な負担をかけずに天然の成分でなめすために革の風合いがもっとも引き出すことのできるなめし方。そのフルタンの中でもチェスナットを主原料に植物タンニンのみでなめした後、牛の脚の脂(油)をたっぷりと含ませて仕上げる製法を「バケッタ製法」と言います。

この製法は完成するまでに通常のフルタンよりも何カ月も時間と手間を要しますがその対価として「吸い付くような滑らかさ」を手に入れることができます。また、この革は日本国内で作られていますが、なめすのに使用するピット槽(大きな樽のようなもの)を所有し、実際にバケッタ製法を実現できるタンナー(革を作る職人)は極わずか。希少性の高いバケッタホースレザー、ぜひ一度その手に取って体感していただきたいです。

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mark_ブリーフケース01

何より軽く柔らかい素材

#06 バケッタホースレザー


1.特徴:
何よりも軽く

このバケッタホースレザーは非常に特徴の多い革。その中でも特筆すべきなのは同じ大きさの牛革と比べて約半分ほどしかない重さです。この革で仕立てた商品を持った人の多くは「本当に革なのか?」という反応を返してしまうほど。

また、軽いだけではありません。たっぷりと革にオイルを含ませているのでとても柔軟で、経年変化も愉しめます。さらに触れた感触も独特で、銀面(革の表面)の滑らかさに驚くことでしょう。馬革といえばコードバンを思い浮かべる人は多いですが、ここにもまた、唯一無二の個性を持った革が存在することはあまり世の中に知られていません。

2.経年変化:
全てが変わる

【mark_ブリーフケース01/6カ月使用】

色々な革の経年変化を見てきましたが、この革ほど著しい変化はあまり見かけません。まず、そのスピード。使い始める前は少し張りのある印象を受けますが、一度使い始めるとこの革に含まれていたオイルが革を短期間で柔らかくします。
また、色艶の変化も激しいです。Alt81が使用している別の革・シールドショルダーレザーも色は濃くなり新たな魅力的な艶が現れますが、このバケッタホースレザーはそれに加え革の柔らかさまで変わります。つまり商品の持つイメージをも変えてしまうわけです。革が馴染むに伴って商品のフォルムが柔らかくくったりとしてくる様はちょっとした優越感に浸ってしまうでしょう。当初少しグレーがかっていたマットな色も漆黒に変化し、光沢を帯びてゆく。これほど全てが変わる革も珍しいです。

3.原皮:
馬革の魅力

原皮にはポーランド産のポニー(体高147cm以下の小型の馬の総称)を採用しています。馬革にもホースハイドやコードバンなどいくつか種類はありますがこの原皮は他のホースレザーよりも摩擦に強く、高級紳士靴の内装や、合成繊維のナイロンが開発されるまでは米軍のA-2フライトジャケットやライダースジャケットに用いられるほど。繊維密度も高く、柔軟な革質もこの革ならではの特徴です。
こんなに特徴を持った革ですが一般に広く普及していないのはそもそもの流通量の少なさと大きな傷のない上質な馬革を用意することが非常に難しいからです。馬は走りまわる生き物であるがゆえに傷が多く、なかなか商品に仕立て難いのです。その特性を知っているAlt81だからこそ、扱える革なのかもしれません。

4.製法:
バケッタ製法が引き出すもの

革の名前にもなっている「バケッタ」とは植物の渋・タンニンのみでなめされる(通称「フルタン」)方法の中でも、昔ながらのなめし方である「バケッタ製法」が由来です。

非常に作るのに時間のかかるフルタンは革に余計な負担をかけずに天然の成分でなめすために革の風合いがもっとも引き出すことのできるなめし方。そのフルタンの中でもチェスナットを主原料に植物タンニンのみでなめした後、牛の脚の脂(油)をたっぷりと含ませて仕上げる製法を「バケッタ製法」と言います。

この製法は完成するまでに通常のフルタンよりも何カ月も時間と手間を要しますがその対価として「吸い付くような滑らかさ」を手に入れることができます。また、この革は日本国内で作られていますが、なめすのに使用するピット槽(大きな樽のようなもの)を所有し、実際にバケッタ製法を実現できるタンナー(革を作る職人)は極わずか。希少性の高いバケッタホースレザー、ぜひ一度その手に取って体感していただきたいです。

    「バケッタホースレザー」の注意点

  • ■ 馬は牛に比べ運動量が豊富なので体重の増減が激しく、皮膚の伸び縮みを繰り返すため、傷やシワが多くみられる特性があります。

  • ■ バケッタホースレザーは顔料塗装を行わない素上げの革なので、色落ちしやすい特性があります。水に濡れたり摩擦等によって革の中の染料が移行すると色落ちや色移行の要因となります。ご使用中の洋服への色移行には、くれぐれもお気を付けください。

  • ■ もともとオイルを含んでいる革なので、革内部のオイルが滲み出て油染みになる可能性があります。ご注意ください。また、最初からオイルが含まれているため、初期のオイルケアは不要です。使用しているうちに革にかさつきを感じたら行うようにしてください。

  • ■ 馬と牛とで動物種は違いますが、基本的な革のお手入れは同様です。

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