私たち「Alt81」はこの想いをもとに日本の職人による皮革製品を生み出しています。 一見しただけでは気が付かない、一言では語り尽くせない、いい仕事というのはそういった側面を持っています。 商品数は少ないですが、1つ1つの製品に込められたこだわりや考え方をじっくりとお愉しみください。
このラウンド長財布(ファスナー長財布)は表に「ルガトショルダー」という革を使用。唯一無二の透明感のある発色が特徴で、見る人を虜にさせます。また、革が本来持つ多彩なシワ模様を浮かび上がらせるように大胆に魅せており、在庫1点1点でその模様が異なります。どの模様にするかはお客様次第です。ファスナー部分にYKK社のエクセラファスナーを採用したり、長財布の使い勝手に影響を与える引き手は革でしっかりと作られたオリジナルのものだったりと、細部までこだわり抜いたラウンド長財布に仕上がっています。
表革以外の仕様は前述の「mark_ラウンド長財布02」と全く同じです。唯一の違いである表革に使われているのは「ペコスロウ」と呼ばれる革で、革の素の表情を何よりも大切にしたありのままの模様が特徴です。経年変化が非常に起きやすく、革の中にも油分がたっぷりと含まれているため、オイルメンテナンスをしなくても艶が極限まで上がっていきます。長財布は持ち歩くこともあると思いますので、きっと劇的な変化で楽しませてくれることでしょう。
柔らかくモチモチとした弾力と、きめ細やかな肌目でサラサラとした触り心地が特徴の革「シルキーカーフ」を採用したこのラウンド長財布(ファスナー長財布)は触れているだけでその魅力に引き込まれます。シープ(羊)やディア(鹿)の革にも同様な柔らかさはありますが、この革のプクッとした手触り感は目を瞑ってもわかるほど独特です。そんな極上の革を内装にもふんだんに使用し、しっかりとした収納力も備え、高級感を最大限まで高めています。
全面に使用されている「P&Dバッファローカーフ」という革はオイルをたっぷりと含ませたタンニン鞣しの柔らかい革ですが、ただ柔らかいだけではなく、独特のしっかりとした「コシ」を持っている稀有な存在。また個体差や部位によって大きな違いを生み出すダイナミックな革でもあります。そして、この長財布の最大の特徴が紙幣が収納しやすい「風琴マチ」と呼ばれる独特の作り。小銭入れには片側にマチが付いていて、こちらも見やすく取り出しやすく作られています。
「arrow_長財布01」の小銭入れを省いた形がこの長財布。基本的な作りは同じですが、小銭入れを省いた分だけ、縦方向に少し1cmほどコンパクトになっています。これは小銭入れによる膨らみを計算する必要がないため、蓋の長さを短く設計した賜物。「風琴マチ」と呼ばれる決して紙幣の端の折れない札入れと、革を贅沢に配置した作りは存在感があります。勿論、革の表情による違いも大きく、どんな表情にするかを選ぶ醍醐味をお愉しみいただけます。
定番の形の長財布をお探しであればこちら。革には「ビートル」と呼ばれるオイルを含んだハリのある硬い革を採用。半年も使うと艶が出てきて、当初とは雰囲気が大きく変わります。艶が増したこの革は色もグッと深くなり、高級感が増し、エレガントさを纏います。また、収納力も長財布随一で、マチにはなんと100枚の紙幣が収納可能。スタンダードでいて、少し他の人と違う長財布をお探しの方にぴったりです。