誘う長財布
mark ラウンド長財布 02
Detail
革の宝石
硬くパンッとした張りのあるこの革は使用する面の大きな長財布でこそ、その魅力が最大限発揮される。その名も「ルガトショルダー」。表面に光沢を宿し、その奥にショルダー特有の模様が美しく映える。力強さが滲むグリーンに、上品さを漂わせるダークブラウン、色気を感じさせるネイビー。光の入射角度によって色味や表情が変わるこの革は「革の宝石」と呼ぶに相応しい。
二つとない魅力
【写真】
上:横トラ
中央:縦トラ
下:おとなしめ
ルガトショルダーは使用する箇所によって様々な表情を見せてくれる。その代表格は「トラ」と呼ばれているシワ模様で、二つとして同じものが存在しない。店頭では表情を必ず選んでいただくが、Webで購入の際もリクエストをいただければ選ぶことができるし、こちらに一任していただくことも可能だ(購入の際の備考欄にご記入ください)。どんな表情のものが届くか心配になるかもしれないが、あまりに激しい表情は店頭でなければご提案しないのでご安心を。
虜になり続ける
( 左:未使用 右:約2年使用 )
この長財布は持ち主の使い方を鏡のように映す。例えば荒っぽく使うと傷は増し、本来の牛革の肩の部位が持つ力強さを覗かせる。逆に大人しく使っていると変化の度合いは少なく、美しさを保つ。革に乗せた水性の光沢剤は次第に落ち着き、手の油分や水分を吸収することで人によって異なる表情を醸し出す。その様子に持ち主は心を惹かれ続けるだろう。
ファスナーへのこだわり
ファスナーは力のかかりやすい曲線部分のカーブを緩くし、壊れにくさを追求。ファスナーテープの縫い方にも細心の注意を払い、たわみのないカーブ、歪みのないストレートラインに仕上げた。またファスナーは通常より大きなのものを使用。一般的なラウンド長財布に使用されているファスナーよりも耐久性はあるがやや滑りが硬くなるという難点を、務歯(ファスナーの噛み合わせる部分)を磨きあげた高級なエクセラファスナーにすることで解決し、滑りをよくしている。
十二分な収納力
ファスナーを開けるとその収納力に驚かされる。Alt81の中でも最多のカードポケット12カ所、札ポケットが3カ所があり、カードや紙幣、領収書にいたるまで財布にまつわるあらゆるものが収納可能。さらにカード段の後ろにはマチのないポケットが2つある。あまり使用頻度の高くないカードや取り出すことの少ない御守りなどを入れておくには最適だろう。
もたつかない小銭入れ
長財布を使用していると会計の際に小銭を取り出す動作で少しもたつく時がある。なぜならラウンド長財布についている小銭入れは薄いマチのものが多いからだ。それ故に指が入りづらく、硬貨を取り出し難い。このラウンド長財布の小銭入れはそういった問題を解決してくれる片マチ仕様。見た目は薄いが、中を一目で見渡すことが出来る。また、内装に選んだ起毛生地は使用感も抜群。ここまで使用感のために手間をかけたラウンド長財布、使ってみればその差に気が付くはずだ。
長く使い続けるために
内装の工夫はまだまだある。例えば12枚収納可能なカード段すべてにへり返し(断面を包むようにして裏側に折り返す作り)を行いその上からステッチをかけている。これは使用頻度の高いカード段の強度を上げ、革や生地のノビやキレを防止するため。また、カード段の内側にも擦れに強い起毛生地を貼り込む手間の掛けよう。内装を傷めない配慮がこんな細部にも行き届いている。
内装の使いやすさを追求
長年、ラウンド長財布を使い続けてきた方はこの内装の底を見るとその違いに気が付くかもしれない。実はこのラウンド長財布の各マチの内装底はグルッと1枚で仕立てられているのだ。こうすることで中が見やすく、収納したものが引っかかることもない。また中に埃が詰まりにくい(掃除がしやすい)ので、内装の傷みも最小限に抑えることができる。
■内装カラー
美しく丈夫な蛇腹
ファスナーを開けて蛇腹部分を見ると沢山のマチがあるのにすっきりした印象を受ける。これは複数の革を繋ぎ蛇腹を作るのではなく、贅沢にも一枚革で仕上げているからだ。また、蛇腹にも「へり返し」を行った上にしっかりとミシンをかけている。紙幣や手がよく触れる箇所だけに長く使っていくとその効果を実感できるだろう。
気を配るネン引き
さらに全体をピリッと引き締めるネン(縁に施すライン)引きも忘れない。ステッチと縁の間にスッと通っているネンがあるのとないのとでは印象が異なる。見えにくいところにもこだわるAlt81ならではの嘱目されるポイントと言える。
引き手に現れる差
小銭入れの引き手は少し大きめのものを採用している。実は小銭入れの引き手が小さいと外ファスナーを閉めている時に中で動いてしまう。これが外ファスナーを開ける際に変にひっかかり、破損に繋がりやすい。そのため通常よりあえて大きめに設計。閉める際に内側に仕舞うクセを付ける必要はあるが、小さな引き手と比べると使いやすさと壊れにくさは明らかに違う。また2か所の引き手は両方とも断面が美しく映えるよう丁寧なコバ処理を施している。
■小銭入れの引き手を閉める際は内側に仕舞うクセを。
糸処理にもこだわりが宿る
※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。
通常、糸処理は縫製した後に糸を短く切り軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。
Leather
艶麗な光沢が、
透明感と革色を惹き立てる
ルガトショルダーを一言で例えるなら、「奥行きのある革」――透明感と上品な革色を引き立てる艶やかな光沢は、色だけでなくショルダーが持つ革らしい表情をも立体的に映し出し言い知れぬ高級感を漂わせる。また、ショルダー特有のトラが魅せる荒々しいワイルドさを残しながらもパンと張った美しい銀面はビジネスシーンにマッチし、一味違ったインパクトを持たせる。光によって角度によってその表情を変えるルガトショルダーの魅力は、持ち主を飽きさせない。
「 誘う長財布」
mark_ラウンド長財布02
十二分な収納力
ファスナーを開けるとその収納力に驚かされる。Alt81の中でも最多のカードポケット12カ所、札ポケットが3カ所があり、カードや紙幣、領収書にいたるまで財布にまつわるあらゆるものが収納可能。さらにカード段の後ろにはマチのないポケットが2つある。あまり使用頻度の高くないカードや取り出すことの少ない御守りなどを入れておくには最適だろう。
もたつかない小銭入れ
長財布を使用していると会計の際に小銭を取り出す動作で少しもたつく時がある。なぜならラウンド長財布についている小銭入れは薄いマチのものが多いからだ。それ故に指が入りづらく、硬貨を取り出し難い。このラウンド長財布の小銭入れはそういった問題を解決してくれる片マチ仕様。見た目は薄いが、中を一目で見渡すことが出来る。また、内装に選んだ起毛生地は使用感も抜群。ここまで使用感のために手間をかけたラウンド長財布、使ってみればその差に気が付くはずだ。
長く使い続けるために
内装の工夫はまだまだある。例えば12枚収納可能なカード段すべてにへり返し(断面を包むようにして裏側に折り返す作り)を行いその上からステッチをかけている。これは使用頻度の高いカード段の強度を上げ、革や生地のノビやキレを防止するため。また、カード段の内側にも擦れに強い起毛生地を貼り込む手間の掛けよう。内装を傷めない配慮がこんな細部にも行き届いている。
気を配るネン引き
さらに全体をピリッと引き締めるネン(縁に施すライン)引きも忘れない。ステッチと縁の間にスッと通っているネンがあるのとないのとでは印象が異なる。見えにくいところにもこだわるAlt81ならではの嘱目されるポイントと言える。
美しく丈夫な蛇腹
ファスナーを開けて蛇腹部分を見ると沢山のマチがあるのにすっきりした印象を受ける。これは複数の革を繋ぎ蛇腹を作るのではなく、贅沢にも一枚革で仕上げているからだ。また、蛇腹にも「へり返し」を行った上にしっかりとミシンをかけている。紙幣や手がよく触れる箇所だけに長く使っていくとその効果を実感できるだろう。
引き手に現れる差
小銭入れの引き手は少し大きめのものを採用している。実は小銭入れの引き手が小さいと外ファスナーを閉めている時に中で動いてしまう。これが外ファスナーを開ける際に変にひっかかり、破損に繋がりやすい。そのため通常よりあえて大きめに設計。閉める際に内側に仕舞うクセを付ける必要はあるが、小さな引き手と比べると使いやすさと壊れにくさは明らかに違う。また2か所の引き手は両方とも断面が美しく映えるよう丁寧なコバ処理を施している。
■ 小銭入れの引き手を閉める際は内側に仕舞うクセを。
糸処理にもこだわりが宿る
通常、糸処理は縫製した後に糸を短く切り軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。
※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。
mark_ラウンド長財布02
- 価格
-
¥ 37,000 (税込)
- 商品コード
-
108150020 〜 108150062
- 備考