余計なものは持たない
arrow 束入れ 01
Detail
よりスマートに
arrow_長財布01(左)をご覧になったお客様からいただいた「小銭入れは持っているから、束入れが欲しい」という要望がベースとなり実現した商品がこのarrow_束入れ01(右)だ。比較すると縦は約5mmほど短くなり、小銭入れの金具やファスナー、引き手を無くすことで重さは約15%軽くなった。小銭入れがあった箇所にはカード段を配し、抜け目もない。小銭入れを既にお使いの方ならば間違いなく眉唾ものの逸品になるはずだ。
バッファローの証明
荒々しい動物の象徴でもあるバッファローのカーフ(子牛)の革を使用。この革には型押しなどの加工をしていないため、使用する部位によって大きく印象が違う。シボの細かいものは大人しくエレガントに見え、シボの粗いものは迫力があり他を圧倒する。同じ表情は二つとなく、どの個体も唯一無二。多くのお客様はこの革と対峙する時、その個体差に引き込まれてしまう。
2色の誘惑
P&Dバッファローカーフには2つの色が存在する。1つはブラック。定番の色だがこの革のシボと光沢感が相まってグッと引き締まった印象を与えてくれる。もう1つはグリーン。こちらは少しシックで大人が持つにふさわしい色合いとなっている。どちらにするか、誘惑は尽きない。
風琴マチの話
紙幣を取り出す際に出しにくいと感じたことはないか?この束入れはそういったこととは無縁だ。なぜなら紙幣を入れるスペースに日本独自の作りである「風琴マチ」を採用しているから。内側に折り込まれた通常のマチとは異なり、風琴マチの構造は外側にマチが折られている。このため、札入れは幅広になり紙幣が見やすく、出し入れにストレスを微塵も感じさせない。利点の多い風琴マチだが作りがその作りは複雑で、作ることのできる職人は僅かしかいない。また、柔軟なこの革で風琴マチを作れる職人となるとさらに稀少なのだ。
必要な容量が十分に
この風琴マチの凄いところは見た目以上に収納力があるところだ。たとえば札入れとフリーポケットは合計すると4つあり、紙幣ごとに収納箇所を分けることが可能なほどだ。更にカード段も8カ所あるので必要なカードは大抵収納可能だ。また、フリーポケットは使い方次第で如何様にも応用が利く。但し、全てのポケットにたっぷりと収納してしまうと長財布がボテッとした見た目になってしまうので、格好よさが際立つスリムな状態にして持つことをお勧めしたい。
耐久性を上げるひと手間
革は使っていくと柔らかくなる。また、柔らかい革は相対的に伸びやすい。だが、カード段の革が伸びてしまうとカブセを開けた瞬間にカードが落下してしまったり、切れてしまったりと不都合が多い。そんなリスクを最小限にするためにカード段には「へり返し」を施し、さらにその上からステッチをかけるひと手間を加えている(※右図1)。これは長く使い続けるための工夫だ。また、カード段をよく見るとピリッと引き締まったネンが引いてあり(※右図2)、またカードの頭も綺麗に揃っている(※右図3)。こういったところにもAlt81の考え方は息づいている。
スッキリとした見た目
束入れを開けると柔らかい革なのに全体的にピシッとしていることに目がいく。これは独特な三本ネンによるものだ。縫製を行った後に熱を帯びたヘラで商品をより引き締まった見た目にするために引くのが「ネン」と呼ばれている技術なのだが、内装にはあまり引くことがない。しかし、この商品にはしっかりと引かれている。しかも、三本も。通常、ネンは一本引くだけだが、三本引くことで革が浮くのを防ぎ、さらに内装もピりッと引き締める。柔らかい革だからこその気遣いともいえるだろう。
丁寧な菊寄せ
カブセ裏の角には、小さな曲線に沿って丁寧にひだを寄せてまとめる「菊寄せ」を施している。丁寧な職人の手練はもちろんだが、使用しているP&Dバッファローカーフの柔軟性もこの作りにマッチしており、非常に美しい仕上がりだ。
糸処理のひと手間
※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。
通常、糸処理は縫製した後に糸を短く切り軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。
Leather
荒々しい水牛革に纏わせた光沢が、
「品のあるワイルド」を構築
P&Dバッファローカーフはシュリンクさせた水牛特有のワイルドなシボと表面を纏う上品な艶が大人の色気を醸し出す。この革が放つ個性的な雰囲気は、仕事に自分流の愉しみ方を心得ている持ち主であることをつい滲ませてしまう。毎日ガシガシ使えるタフさも魅力。独特のコシのある風合いは使うほどに馴染み、艶は一度落ち着いた後再度光沢を生む――この変化こそ持ち主の満足度を上げる。大人の上品さの中に、強靭で無骨な力強さを象徴するP&Dバッファローカーフ。ぜひ「品のあるワイルド」を体感していただきたい。
シボの好みをお伝えください
シボの凹凸でその印象を大きく変えるP&Dバッファローカーフ。シボ粗めのものは少し弾力があり、傷が付いても目立ちにくく、シボ細かめはピシッと整った模様に精緻さと美しさが感じられます。好みは人によっても異なるため、リクエストにも可能な限りお応えしております。ご希望のお客様は是非、購入時のお問い合わせフォームよりご指示くださいませ。表情選択サービスによる写真希望の方はその旨も忘れずにご記入ください。
「 余計なものは持たない」
arrow_束入れ01
2色の誘惑
P&Dバッファローカーフには2つの色が存在する。1つはブラック。定番の色だがこの革のシボと光沢感が相まってグッと引き締まった印象を与えてくれる。もう1つはグリーン。こちらは少しシックで大人が持つにふさわしい色合いとなっている。どちらにするか、誘惑は尽きない。
必要な容量が十分に
この風琴マチの凄いところは見た目以上に収納力があるところだ。たとえば札入れとフリーポケットは合計すると4つあり、紙幣ごとに収納箇所を分けることが可能なほどだ。更にカード段も8カ所あるので必要なカードは大抵収納可能だ。また、フリーポケットは使い方次第で如何様にも応用が利く。但し、全てのポケットにたっぷりと収納してしまうと長財布がボテッとした見た目になってしまうので、格好よさが際立つスリムな状態にして持つことをお勧めしたい。
耐久性を上げるひと手間
革は使っていくと柔らかくなる。また、柔らかい革は相対的に伸びやすい。だが、カード段の革が伸びてしまうとカブセを開けた瞬間にカードが落下してしまったり、切れてしまったりと不都合が多い。そんなリスクを最小限にするためにカード段には「へり返し」を施し、さらにその上からステッチをかけるひと手間を加えている(※右図1)。これは長く使い続けるための工夫だ。また、カード段をよく見るとピリッと引き締まったネンが引いてあり(※右図2)、またカードの頭も綺麗に揃っている(※右図3)。こういったところにもAlt81の考え方は息づいている。
スッキリとした見た目
束入れを開けると柔らかい革なのに全体的にピシッとしていることに目がいく。これは独特な三本ネンによるものだ。縫製を行った後に熱を帯びたヘラで商品をより引き締まった見た目にするために引くのが「ネン」と呼ばれている技術なのだが、内装にはあまり引くことがない。しかし、この商品にはしっかりと引かれている。しかも、三本も。通常、ネンは一本引くだけだが、三本引くことで革が浮くのを防ぎ、さらに内装もピりッと引き締める。柔らかい革だからこその気遣いともいえるだろう。
丁寧な菊寄せ
カブセ裏の角には、小さな曲線に沿って丁寧にひだを寄せてまとめる「菊寄せ」を施している。丁寧な職人の手練はもちろんだが、使用しているP&Dバッファローカーフの柔軟性もこの作りにマッチしており、非常に美しい仕上がりだ。
糸処理のひと手間
通常、糸処理は縫製した後に糸を短く切り軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。
※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。
arrow_束入れ01
- 価格
-
¥ 34,000 (税込)
- 商品コード
-
108150042 〜 108150114
- 備考