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track_長財布03

長財布の中心

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Detail

完成された形

端正なフォルムにオイル仕上げの硬めの革「ビートル」を使用したのがtrack_長財布03。紳士的な雰囲気をしっかりと持ち、カブセを開くと両面に印象的な曲線がシンメトリーに配置されていて美しさを感じる。これは典型的な長財布の形であっても、一般的な長財布と異なる印象を得ることができる理由の一つだ。また、使い続けることで本体は艶を増して変化していくが決してカジュアルになりすぎない。そういった部分がこの長財布の紳士的な色気に繋がっている

対照的な2色

2色の対照的な色を説明させていただこう。1色は赤味の強い「ダークブラウン」。茶系の中でも異端とも言える発色はスタンダードな形において、人の目線を集めるだろう。もう1色は、一見、ネイビーなのかブラックなのか戸惑うAlt81のオリジナルカラーでもある「藍鉄」だ。革に当たる光の加減によっては見え方が異なるが、明るい太陽光の下や、黒い色を隣に並べるとその色味の違いが明確になる。非常に男らしいのがこの藍鉄の魅力だ。

大容量の通しマチ

この長財布の紙幣を入れる箇所は「通しマチ」と呼ばれる技法で作られている。マチの広がりによって、開口部は25mm開くため、紙幣と合わせて領収書などを入れてもかなりの余裕がある。また、開きが良いために中が見やすく、取り出しもしやすい。余談だが、Alt81では1万円札を100枚納めることができるのはこの長財布だけだ。通しマチの構造上(底マチを内側に折らなければいけないため)、たっぷりと紙幣を入れるとどうしても紙幣の頭が揃わないこともあるが、100万円を納めると開口部が最大に開くので紙幣の頭が揃う。

通しマチの構造

長財布のマチには色々な構造があるが、容量の自由度という点で通しマチに敵うマチはない。容量がたっぷりの場合はマチが伸び、容量の少ない時にはマチが折りたたまれる構造になっているため、中身によってその厚みを大きく変える。つまり、使い方によっては薄く持てるということになる。そんな通しマチだが、構造自体は特殊な作りではない。だが、細部を覗くとそこにはAlt81のこだわりが垣間見える。

細部へのこだわり

通しマチの角をご覧いただきたい。マチの2つのパーツを縫い合わせる際、縫製される側の角にあたる部分は、作りやすいように革に切込みを入れる場合が殆どだが、この長財布は90度に折り曲げて直角を作る。これは角部分の美しさを際立たせるためだ(※上図)。

さらに、直角に曲げた際にマチの角に余る革を納まりが良いように内側に美しく折り畳み(※上右図①)、角は小さな曲線に沿って丁寧にひだを寄せてまとめる「菊寄せ」を施す(※上右図②)。快適な容量と使用感を兼ね備えていることはもちろん、財布の側面や裏など見えにくい箇所にまで丁寧な職人技術が宿ったこの長財布は定番の中にも一層目を引く要素が詰め込まれている。

マチのヘリ返し

この通しマチは側面にへり返し(断面を包むようにして革を裏側に折り返す手法)を行い、更にその上からステッチをかけてる。お札の出し入れをする際にこの箇所によくお札や指が当たるため、実はやや強度を求められる。耐久性を上げるために行うひと手間だ。そのしっかりとした安心感は持った人にしっかりと伝わる。スタンダードな形だからこそ何気ないひと手間を惜しまない。それがAlt81らしさに繋がっていく。

美しく壊れにくいカード段

合計で8枚のカードが収納可能。そのカード段にもマチ部分と同様にヘリ返しが施されているため、耐久性が上がり、さらにヘリ返した上からステッチがかけられていて、伸びやたわみを軽減させる効果に繋がっている。見た目にも美しいこのひと手間は長く使うと大きく差が出てくるところだ。また、カードを入れた時にピシッと揃うところは見ていて気持ちがいい。 実はこの長財布の作りでカード段をヘリ返す仕様は珍しい。理由はいくつかあるのだが、手間がかかるというのが一番大きく、「コバ面が切り目なのに、カード段がヘリ返し」という一文は作り手ならば躊躇してしまうところ。詳しい説明は非常に長くなってしまうため割愛させていただくが、この意味をいつかわかりやすくお客様に伝えることが私たちの使命だと思っている。

小さな小銭入れ

小銭入れにはマチがないため、それほど大容量ではなく、使わない時に邪魔にならない設計になっている。また、この小銭入れに使用されているファスナーはYKK社のエクセラファスナー。このファスナーは噛みあうひとつひとつの金属「務歯(むし)」を磨いたもので、一般的なファスナーよりもスムーズな開閉が可能だ。また、小銭入れの引手は使いやすいように大きめに設計。この引手にも雰囲気を壊さないよう、ネンを引き、肉盛りを持たせ、コバ液によるコバ処理を施した。

側面から見えるもの

コバというのは革の側面のことをいうが、このコバ処理にも様々な方法が存在する。この長財布に採用されているコバ処理はコバ液による処理。コバ面にペーパー掛けを行い細かくやすり、コバ液と呼ばれる塗料を塗り、それを再びペーパー掛けをして削り、再びコバ液を乗せる。これを何度も繰り返し、少し丸みを持たせ、高級感のある仕上がりを実現させている。

ネンの話

コバというのは革の側面のことをいうが、このコバ処理にも様々な方法が存在する。この長財布に採用されているコバ処理はコバ液による処理。コバ面にペーパー掛けを行い細かくやすり、コバ液と呼ばれる塗料を塗り、それを再びペーパー掛けをして削り、再びコバ液を乗せる。これを何度も繰り返し、少し丸みを持たせ、高級感のある仕上がりを実現させている。

糸処理のひと手間

※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。

通常、糸処理は縫製した後に短く切り、軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。

Leather

硬質な革に宿る深みのある個性

ビートルは実にサラッとした質感の革で、張りのある革表面の感触と浸透したオイルが指先からうっすらと感じ取れる。ダークブラウンは赤味を帯びており、職人の手によってランダムに演出された濃淡が色気へと繋がる。藍鉄は一瞬、黒かと見まがう色だが少し緑味がかっており、確実にそれとは異なる不思議な色彩を眼で捉えることができる。経年変化は早いが、柔らかくなりすぎることもなく、半年もすると艶が上がり見た目の硬質感を向上させる。また、Alt81では馴染のある革の表情もしっかりと存在しており、個性を形成してくれるだろう。

ビートルの詳細について

Size

■ サイズ(外寸)
縦: 約100㎜
横: 約190㎜
マチ:約25㎜
■ 重量
約155g
■ スペック
ファスナー小銭入れ×1
カードポケット×8
マチ付きポケット×1
マチなしポケット×2
■ 素材
外装・内装/ビートル
内装生地/ナイロン
ファスナー/エクセラ

「長財布の中心」
track_長財布03

完成された形

端正なフォルムにオイル仕上げの硬めの革「ビートル」を使用したのがtrack_長財布03。紳士的な雰囲気をしっかりと持ち、カブセを開くと両面に印象的な曲線がシンメトリーに配置されていて美しさを感じる。これは典型的な長財布の形であっても、一般的な長財布と異なる印象を得ることができる理由の一つだ。また、使い続けることで本体は艶を増して変化していくが決してカジュアルになりすぎない。そういった部分がこの長財布の紳士的な色気に繋がっている。

対照的な2色

2色の対照的な色を説明させていただこう。1色は赤味の強い「ダークブラウン」。茶系の中でも異端とも言える発色はスタンダードな形において、人の目線を集めるだろう。もう1色は、一見、ネイビーなのかブラックなのか戸惑うAlt81のオリジナルカラーでもある「藍鉄」だ。革に当たる光の加減によっては見え方が異なるが、明るい太陽光の下や、黒い色を隣に並べるとその色味の違いが明確になる。非常に男らしいのがこの藍鉄の魅力だ。

大容量の通しマチ

この長財布の紙幣を入れる箇所は「通しマチ」と呼ばれる技法で作られている。マチの広がりによって、開口部は25mm開くため、紙幣と合わせて領収書などを入れてもかなりの余裕がある。また、開きが良いために中が見やすく、取り出しもしやすい。余談だが、Alt81では1万円札を100枚納めることができるのはこの長財布だけだ。通しマチの構造上(底マチを内側に折らなければいけないため)、たっぷりと紙幣を入れるとどうしても紙幣の頭が揃わないこともあるが、100万円を納めると開口部が最大に開くので紙幣の頭が揃う。

通しマチの構造

長財布のマチには色々な構造があるが、容量の自由度という点で通しマチに敵うマチはない。容量がたっぷりの場合はマチが伸び、容量の少ない時にはマチが折りたたまれる構造になっているため、中身によってその厚みを大きく変える。つまり、使い方によっては薄く持てるということになる。そんな通しマチだが、構造自体は特殊な作りではない。だが、細部を覗くとそこにはAlt81のこだわりが垣間見える。

細部へのこだわり

通しマチの角をご覧いただきたい。マチの2つのパーツを縫い合わせる際、縫製される側の角にあたる部分は、作りやすいように革に切込みを入れる場合が殆どだが、この長財布は90度に折り曲げて直角を作る。これは角部分の美しさを際立たせるためだ(※左図)。さらに、直角に曲げた際にマチの角に余る革を納まりが良いように内側に美しく折り畳み(※右図①)、角は小さな曲線に沿って丁寧にひだを寄せてまとめる「菊寄せ」を施す(※右図②)。快適な容量と使用感を兼ね備えていることはもちろん、財布の側面や裏など見えにくい箇所にまで丁寧な職人技術が宿ったこの長財布は定番の中にも一層目を引く要素が詰め込まれている。

マチのヘリ返し

この通しマチは側面にへり返し(断面を包むようにして革を裏側に折り返す手法)を行い、更にその上からステッチをかけてる。お札の出し入れをする際にこの箇所によくお札や指が当たるため、実はやや強度を求められる。耐久性を上げるために行うひと手間だ。そのしっかりとした安心感は持った人にしっかりと伝わる。スタンダードな形だからこそ何気ないひと手間を惜しまない。それがAlt81らしさに繋がっていく。

美しく壊れにくいカード段

合計で8枚のカードが収納可能。そのカード段にもマチ部分と同様にヘリ返しが施されているため、耐久性が上がり、さらにヘリ返した上からステッチがかけられていて、伸びやたわみを軽減させる効果に繋がっている。見た目にも美しいこのひと手間は長く使うと大きく差が出てくるところだ。また、カードを入れた時にピシッと揃うところは見ていて気持ちがいい。 実はこの長財布の作りでカード段をヘリ返す仕様は珍しい。理由はいくつかあるのだが、手間がかかるというのが一番大きく、「コバ面が切り目なのに、カード段がヘリ返し」という一文は作り手ならば躊躇してしまうところ。詳しい説明は非常に長くなってしまうため割愛させていただくが、この意味をいつかわかりやすくお客様に伝えることが私たちの使命だと思っている。

小さな小銭入れ

小銭入れにはマチがないため、それほど大容量ではなく、使わない時に邪魔にならない設計になっている。また、この小銭入れに使用されているファスナーはYKK社のエクセラファスナー。このファスナーは噛みあうひとつひとつの金属「務歯(むし)」を磨いたもので、一般的なファスナーよりもスムーズな開閉が可能だ。また、小銭入れの引手は使いやすいように大きめに設計。この引手にも雰囲気を壊さないよう、ネンを引き、肉盛りを持たせ、コバ液によるコバ処理を施した。

側面から見えるもの

コバというのは革の側面のことをいうが、このコバ処理にも様々な方法が存在する。この長財布に採用されているコバ処理はコバ液による処理。コバ面にペーパー掛けを行い細かくやすり、コバ液と呼ばれる塗料を塗り、それを再びペーパー掛けをして削り、再びコバ液を乗せる。これを何度も繰り返し、少し丸みを持たせ、高級感のある仕上がりを実現させている。

全体を引き締めるネン

この長財布には全体が間延びしないように各所にくっきりとネン(縁にひくライン)引きを行い輪郭をはっきりさせた。同じ力で且つ同じスピードでネンを引くのは実は簡単に見えて難しい作業。ネンはあるのとないのとで、一見、大したことのない違いに思えるが実際にはYシャツの第一ボタンを閉めているか、いないか程に印象が違ってくる。長財布を開けた時に現れる違いは、持つ人の背筋を伸ばしてくれるだろう。

糸処理のひと手間

通常、糸処理は縫製した後に短く切り、軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。


※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。

硬質な革に宿る深みのある個性

ビートルは実にサラッとした質感の革で、張りのある革表面の感触と浸透したオイルが指先からうっすらと感じ取れる。ダークブラウンは赤味を帯びており、職人の手によってランダムに演出された濃淡が色気へと繋がる。藍鉄は一瞬、黒かと見まがう色だが少し緑味がかっており、確実にそれとは異なる不思議な色彩を眼で捉えることができる。経年変化は早いが、柔らかくなりすぎることもなく、半年もすると艶が上がり見た目の硬質感を向上させる。また、Alt81では馴染のある革の表情もしっかりと存在しており、個性を形成してくれるだろう。
ビートル更に詳しくは

サイズ

■ サイズ(外寸)
縦: 約100㎜
横: 約190㎜
マチ:約25㎜
■ 重量
約155g
■ スペック
ファスナー小銭入れ×1
カードポケット×8
マチ付きポケット×1
マチなしポケット×2
■ 素材
外装・内装/ビートル
内装生地/ナイロン
ファスナー/エクセラ

track_長財布03

価格

¥ 33,000 (税込)

商品コード

108150137 〜 108150138

備考

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