• 財布
  • 革小物
  • 鞄
  • ベルト
  • ケア用品
  • Alt81とは
  • 商品の特徴
  • 購入サポート
  • 商品取扱い店舗に関しまして
  • 直営店
  • 通信販売
  • web shopでの注文
  • 製品保証
  • 修理
  • 問合せ窓口
  • 商品をお使いの方へ
  • よくある質問
MENU
電話カート

革を漉く理由

革には本来、原皮に応じた厚みがあります。そのままの厚みの革を「元厚(ゲンアツ)の革」と呼び、革によって厚みは様々です。動物の成長度合いによって厚さが異なるのでカーフだと厚みは薄く、ステアであれば分厚くなります。また、どの部位の革かによっても厚みが変わります。例えばAlt81ではベルトに使用されている「ダブルバッド」と呼ばれている部位はその厚みが非常に特徴的です。革の厚みは見た目や手触り感に影響を及ぼすため革を仕入れる時には必ずこの厚みをチェックしています

何で漉くの?

何故革を漉くか

では、それほど重要な革の厚みをなぜ漉くのか。理由は2つ。まず革の軽量化。鞄に使用する際には重量が重要になってくるために革を漉いて少しでも軽くすることがあります。また、どの素材もそうですが厚いものよりも薄いものの方が加工がしやすい。これは商品を作る上で重要な要素で小さい革小物を作るときには柔軟性が無ければ曲げることができなくなり形を形成することも難しくなります。この「軽くするため」と「加工しやすくするため」の2つの理由から革を漉くことが多いのです。


どう漉くの?

どうやって革を漉くか

※ 上:機械で全体的に漉く / 右:手で部分的に漉く

では、革はどう漉くのか。こちらも大きく分けて2つやり方があります。1つは革の重さを軽くするために全体的に漉くやり方。これは機械を使用して厚みを均一に揃えるのですが、革に応じた機械の調整などに革漉きの職人の力量が試されます。もう1つは加工をしやすいように部分的に漉くやり方。こちらも機械を使って行いますが全体的に漉くよりも細かい箇所を漉くので、より正確な漉き加減が要求され箇所によっては手で漉く場合もあります。革漉きは商品の出来を左右する場合も多く1mm以下の単位で調整を行う必要があるのです。

デメリットは?

革を漉くデメリット

では革は必ず漉いた方がいいかというと、実はデメリットも存在します。まず、耐久性が落ちること。ある程度の厚さを残しておければ問題ありませんが軽さや柔軟性を求めすぎるあまり薄く漉きすぎてしまい破れてしまうことがあります。また、革の感触が変わることも考慮しなければなりません。こちらもある程度の厚さと繊維密度の高さがあれば問題ないのですが漉きすぎるとペラペラになり、折角の革の感触が変わってしまってしまいます。これはもったいない。だからAlt81が革を漉く際には一定の繊維密度のある革を選びます。繊維密度が高い革は漉いてもその密度の高さから耐久性を維持することが出来るからです。

結論

革を漉くAlt81の結論

上記のように「革を漉く」と言っても一言では括りきれないのです。「どの革をどれくらい漉けば、作りたいものが出来るのか」という判断にかなりの経験値が必要になってきます。Alt81の言ういい革の条件の1つである「革の感触を大切にする」ということと密接に関係する「革を漉く」という行為。多くの知識と経験がなければ辿りつくことのできない頂なのです。

革を漉く理由

革には本来、原皮に応じた厚みがあります。そのままの厚みの革を「元厚(ゲンアツ)の革」と呼び、革によって厚みは様々です。動物の成長度合いによって厚さが異なるのでカーフだと厚みは薄く、ステアであれば分厚くなります。また、どの部位の革かによっても厚みが変わります。例えばAlt81ではベルトに使用されている「ダブルバッド」と呼ばれている部位はその厚みが非常に特徴的です。革の厚みは見た目や手触り感に影響を及ぼすため革を仕入れる時には必ずこの厚みをチェックしています

何で漉くの?

何故革を漉くか

では、それほど重要な革の厚みをなぜ漉くのか。理由は2つ。まず革の軽量化。鞄に使用する際には重量が重要になってくるために革を漉いて少しでも軽くすることがあります。また、どの素材もそうですが厚いものよりも薄いものの方が加工がしやすい。これは商品を作る上で重要な要素で小さい革小物を作るときには柔軟性が無ければ曲げることができなくなり形を形成することも難しくなります。この「軽くするため」と「加工しやすくするため」の2つの理由から革を漉くことが多いのです。


どう漉くの?

どうやって革を漉くか

※ 左:機械で全体的に漉く / 右:手で部分的に漉く

では、革はどう漉くのか。こちらも大きく分けて2つやり方があります。1つは革の重さを軽くするために全体的に漉くやり方。これは機械を使用して厚みを均一に揃えるのですが、革に応じた機械の調整などに革漉きの職人の力量が試されます。もう1つは加工をしやすいように部分的に漉くやり方。こちらも機械を使って行いますが全体的に漉くよりも細かい箇所を漉くので、より正確な漉き加減が要求され箇所によっては手で漉く場合もあります。革漉きは商品の出来を左右する場合も多く1mm以下の単位で調整を行う必要があるのです。

デメリットは?

革を漉くデメリット

では革は必ず漉いた方がいいかというと、実はデメリットも存在します。まず、耐久性が落ちること。ある程度の厚さを残しておければ問題ありませんが軽さや柔軟性を求めすぎるあまり薄く漉きすぎてしまい破れてしまうことがあります。また、革の感触が変わることも考慮しなければなりません。こちらもある程度の厚さと繊維密度の高さがあれば問題ないのですが漉きすぎるとペラペラになり、折角の革の感触が変わってしまってしまいます。これはもったいない。だからAlt81が革を漉く際には一定の繊維密度のある革を選びます。繊維密度が高い革は漉いてもその密度の高さから耐久性を維持することが出来るからです。

結論

革を漉くAlt81の結論

上記のように「革を漉く」と言っても一言では括りきれないのです。「どの革をどれくらい漉けば、作りたいものが出来るのか」という判断にかなりの経験値が必要になってきます。Alt81の言ういい革の条件の1つである「革の感触を大切にする」ということと密接に関係する「革を漉く」という行為。多くの知識と経験がなければ辿りつくことのできない頂なのです。