堂々と仕事に
使えるトート
arrow ビジネストート 01
Detail
使い込まれた迫力は武器になる
この鞄には2種類の革が使われている。まず、浮き出るシボやギラっとした見た目が印象的なP&Dバッファローカーフ。持ち味である「独特のコシ」を極限まで愉しんでもらうため、また革の表情を存分に味わってもらうために大判を使用。そしてハンドルなどに使用されているもう1つの革、ペコスハード。この革の硬さによって立体的な迫力を生み出した。存在感だけで人の印象に残るトートバッグは必ず仕事の武器となるだろう。
大判で魅せる
荒々しく無骨な雰囲気を漂わせるP&Dバッファローカーフを大判で見せることで、革の迫力を存分に愉しんでもらえるトートバッグを実現させた。じつは500㎜×330㎜という大判を一枚革から作るというのは非常に貴重なこと。世の中でこの使い方をあまり見かけないのも頷ける。
鞄を支える2本の軸
P&Dバッファローカーフはコシはあるが柔らく、大判で使用すると少し頼りない印象を与えてしまう。そこでこのトートバッグの横マチには繊維密度の高いペコスハードを元厚のまま使い、胴版(外装)を支える設計にした。両サイドにあるこの2本の分厚い革のラインは鞄の支柱となり、見た目にもキリッとしたシャープさを加えている。この2本の支柱により胴版に使われているP&Dバッファローカーフがパリッと見え、独特のコシも存分に味わうことができるのだ。
縫製の話
この鞄は袋縫い(鞄を内側から縫い、最終的にひっくり返す縫い方)で作られているのだが、これほどのサイズの鞄を廻しながらミシンを掛けるのは非常に難しく、職人の手練なしには不可能な作業。またひっくり返す際にもこの独特のコシを台無しにしてしまわないように、細心の注意を払い丁寧に返さなければならない。この大きさゆえに慎重さが求められる大事な作業だ。
シワを軽減するために
柔らかい革質のP&Dバッファローカーフの大判をこの大きさの鞄で使用するなると、現れやすいのが胴版のシワ。特に重い荷物を入れると根革の部分にハの字のシワが出やすい。このシワを軽減させるために、根革間の距離を力が分散する幅に設計し(※図1)、ミツケ(内装の口元部分)は贅沢に2枚の革(胴版とミツケ)と根革を直接縫製(※図2)。さらにミツケの高さは通常の倍ほど深くした(※図3)。1枚の革だけに根革を縫製すれば、その負荷から当然シワになりやすく、またミツケの高さが浅くてもシワが寄りやすい。シワは見映えに影響する上、上部に力がかかりステッチの傷みにも繋がり兼ねないからこそこだわった点だ。
「鞄の顔」に存在感を
ハンドルと根革は「鞄のカオ」と言えるパーツ。だからこそデザイン的なアクセントを持たせた。分厚い革の断面を大胆にも斜めにカットする「深面取り」(革の断面の角を深く取る手法)を施したこのパーツはarrow_ビジネストート01のシャープさを引き立てている。通常のハンドルとは一味異なる印象の「深面取り」はベルトで極稀に見られる手法。この手法が施せるのも、Alt81ならではだ。
十分すぎる容量
ビジネスに必要なものであれば全て収納できる程の圧倒的な容量をもっている。例えばノートパソコンなら14インチでも悠々と入るサイズ。一泊二日の出張にも軽々と対応できるこの鞄は、逆に入れ過ぎてしまう心配をした方が良いかもしれない。
ハンドルは握りやすく
耐久性と使用感が求められるハンドルは、握りやすいようグリップ部分に向かって角度をつけて細くした設計。さらにハンドルの裏面は見た目には分からないがじつは薄く「面取り」(革の断面の角を削る手法)を施し、握った際に革のエッジが手に食い込む痛みを軽減している。この作業のあるなしでは握り心地に大きく違いが出るからだ。ぜひ実際に握って体感していただきたい。
使用感に配慮した内装ポケット
整理整頓がしやすいよう収納ポケットにもひと工夫が。合計4つの内装ポケットを装備しているが、前胴側のファスナーポケット(小)は荷物を出し入れする際手が当たるストレス軽減のためポケット内にあえて隠した設計。充電器などの小物が収納出来て便利な上、仮にポケットを使わない場合も出し入れの邪魔にならない点が嬉しい。
ストラップ&パスケース付属
胴版に外ポケットがないこのトートバッグには、ストラップとパスケースが付属する。連結させたストラップとパスケースはハンドルに結ぶことが出来るため、定期を都度出す手間が省け通勤時に便利だ。
底面に求める頼もしさ
トートバッグの底革には、厚いシールドショルダーレザーを使用。荷物を入れた時もたるまない安定感と、擦れてしまっても厚みがあるため破れることがないことが心強い。
また、底面には重厚感が漂う真鍮削り出しの金具を使用。普段は見えない部分だが万が一見えた時にも美しい印象を与える。また地面や机に置いた時に鳴る「コツッ」という上品な籠った音が印象的なのも、真鍮ならではだ。
Leather
【鞄の身頃(表面)に使用】
P&Dバッファローカーフ
シュリンクさせた水牛特有のワイルドなシボと表面を纏う上品な艶が大人の色気を醸し出す。この革が放つ個性的な雰囲気は、仕事に自分流の愉しみ方を心得ている持ち主であることをつい滲ませてしまう。毎日ガシガシ使えるタフさも魅力。独特のコシのある風合いは使うほどに馴染み、艶は一度落ち着いた後再度光沢を生む――この変化こそ持ち主の満足度を上げる。大人の上品さの中に、強靭で無骨な力強さを象徴するP&Dバッファローカーフ。ぜひ「品のあるワイルド」を体感していただきたい。
※ 必ずご確認ください ※
鞄は使用している革の面積が大きいため、シボやトラ模様、擦り傷や色ムラなど様々な表情が入ります。そのため、WebShopで鞄をお買い求めいただいたお客様には注文の翌々日までにご注文時に登録いただいたメールアドレスにお届けする商品の写真をお送りいたします。こちらを必ずご確認いただき、ご了承いただいた旨の返信をお願いいたします。また、鞄は生産数が限られているため表情選択サービスは行っておりません。あらかじめご了承ください。
※注文の翌々日までにメールが届かない場合は迷惑メールフィルタなどでブロックされている可能性がございます。その際はお手数ですがお電話にてお問い合わせください。
Size
■ サイズ(外寸)
縦: 約330㎜
横: 約440(底)〜500㎜(口元)
マチ:約200㎜
ハンドル立ち上がり:約250㎜
■ 重量
本 体:約1400g
付属品:約35g
■ スペック
ファスナーポケット(大)×1
ファスナーポケット(小)×1
ホック留めポケット×1
ポケット(小)×1
■ 付属品
ストラップパスケース
■ 素材
革/P&Dバッファローカーフ
ペコスハード
内装生地/綿(100%)
ファスナー/エクセラ
※ハンドルで使用している革は染色を施した「素上げ革」の特性上、水濡れや摩擦等によって色落ちや色移行をすることがございます。
淡い色のシャツ等を着用の際はお気を付けください。
「堂々と仕事に使えるトート」
arrow_ビジネストート01
使い込まれた迫力は
武器になる
この鞄には2種類の革が使われている。まず、浮き出るシボやギラっとした見た目が印象的なP&Dバッファローカーフ。持ち味である「独特のコシ」を極限まで愉しんでもらうため、また革の表情を存分に味わってもらうために大判を使用。そしてハンドルなどに使用されているもう1つの革、ペコスハード。この革の硬さによって立体的な迫力を生み出した。存在感だけで人の印象に残るトートバッグは必ず仕事の武器となるだろう。
大判で魅せる
荒々しく無骨な雰囲気を漂わせるP&Dバッファローカーフを大判で見せることで、革の迫力を存分に愉しんでもらえるトートバッグを実現させた。じつは500㎜×330㎜という大判を一枚革から作るというのは非常に貴重なこと。世の中でこの使い方をあまり見かけないのも頷ける。
鞄を支える2本の軸
P&Dバッファローカーフはコシはあるが柔らく、大判で使用すると少し頼りない印象を与えてしまう。そこでこのトートバッグの横マチには繊維密度の高いペコスハードを元厚のまま使い、胴版(外装)を支える設計にした。両サイドにあるこの2本の分厚い革のラインは鞄の支柱となり、見た目にもキリッとしたシャープさを加えている。この2本の支柱により胴版に使われているP&Dバッファローカーフがパリッと見え、独特のコシも存分に味わうことができるのだ。
縫製の話
この鞄は袋縫い(鞄を内側から縫い、最終的にひっくり返す縫い方)で作られているのだが、これほどのサイズの鞄を廻しながらミシンを掛けるのは非常に難しく、職人の手練なしには不可能な作業。またひっくり返す際にもこの独特のコシを台無しにしてしまわないように、細心の注意を払い丁寧に返さなければならない。この大きさゆえに慎重さが求められる大事な作業だ。
シワを軽減するために
柔らかい革質のP&Dバッファローカーフの大判をこの大きさの鞄で使用するなると、現れやすいのが胴版のシワ。特に重い荷物を入れると根革の部分にハの字のシワが出やすい。このシワを軽減させるために、根革間の距離を力が分散する幅に設計し(※図1)、ミツケ(内装の口元部分)は贅沢に2枚の革(胴版とミツケ)と根革を直接縫製(※図2)。さらにミツケの高さは通常の倍ほど深くした(※図3)。1枚の革だけに根革を縫製すれば、その負荷から当然シワになりやすく、またミツケの高さが浅くてもシワが寄りやすい。シワは見映えに影響する上、上部に力がかかりステッチの傷みにも繋がり兼ねないからこそこだわった点だ。
「鞄の顔」に存在感を
ハンドルと根革は「鞄のカオ」と言えるパーツ。だからこそデザイン的なアクセントを持たせた。分厚い革の断面を大胆にも斜めにカットする「深面取り」(革の断面の角を深く取る手法)を施したこのパーツはarrow_ビジネストート01のシャープさを引き立てている。通常のハンドルとは一味異なる印象の「深面取り」はベルトで極稀に見られる手法。この手法が施せるのも、Alt81ならではだ。
十分すぎる容量
ビジネスに必要なものであれば全て収納できる程の圧倒的な容量をもっている。例えばノートパソコンなら14インチでも悠々と入るサイズ。一泊二日の出張にも軽々と対応できるこの鞄は、逆に入れ過ぎてしまう心配をした方が良いかもしれない。
ハンドルは握りやすく
耐久性と使用感が求められるハンドルは、握りやすいようグリップ部分に向かって角度をつけて細くした設計。さらにハンドルの裏面は見た目には分からないがじつは薄く「面取り」(革の断面の角を削る手法)を施し、握った際に革のエッジが手に食い込む痛みを軽減している。この作業のあるなしでは握り心地に大きく違いが出るからだ。ぜひ実際に握って体感していただきたい。
使用感に配慮した内装ポケット
整理整頓がしやすいよう収納ポケットにもひと工夫が。合計4つの内装ポケットを装備しているが、前胴側のファスナーポケット(小)は荷物を出し入れする際手が当たるストレス軽減のためポケット内にあえて隠した設計。充電器などの小物が収納出来て便利な上、仮にポケットを使わない場合も出し入れの邪魔にならない点が嬉しい。
ストラップ&パスケース付属
胴版に外ポケットがないこのトートバッグには、ストラップとパスケースが付属する。連結させたストラップとパスケースはハンドルに結ぶことが出来るため、定期を都度出す手間が省け通勤時に便利だ。
底面に求める頼もしさ、
真鍮削り出し
トートバッグの底革には、厚いペコスハードを使用。荷物を入れた時もたるまない安定感と、擦れてしまっても厚みがあるため破れることがないことが心強い。
また、底面には重厚感が漂う真鍮削り出しの金具を使用。普段は見えない部分だが万が一見えた時にも美しい印象を与える。また地面や机に置いた時に鳴る「コツッ」という上品な籠った音が印象的なのも、真鍮ならではだ。
ご確認ください
鞄は使用している革の面積が大きいため、シボやトラ模様、擦り傷や色ムラなど様々な表情が入ります。そのため、WebShopで鞄をお買い求めいただいたお客様には注文の翌々日までにご注文時に登録いただいたメールアドレスにお届けする商品の写真をお送りいたします。こちらを必ずご確認いただき、ご了承いただいた旨の返信をお願いいたします。また、鞄は生産数が限られているため表情選択サービスは行っておりません。あらかじめご了承ください。
※注文の翌々日までにメールが届かない場合は迷惑メールフィルタなどでブロックされている可能性がございます。その際はお手数ですがお電話にてお問い合わせください。
■ サイズ(外寸)
縦: 約330㎜
横: 約440(底)〜500㎜(口元)
マチ:約200㎜
ハンドル立ち上がり:約250㎜
■ 重量
本 体:約1400g
付属品:約35g
■ スペック
ファスナーポケット(大)×1
ファスナーポケット(小)×1
ホック留めポケット×1
ポケット(小)×1
■ 付属品
ストラップパスケース
■ 素材
革:P&Dバッファローカーフ / ペコスハード / 内装生地:綿(100%) / ファスナー:エクセラ
※ハンドルで使用している革は染色を施した「素上げ革」の特性上、水濡れや摩擦等によって色落ちや色移行をすることがございます。
淡い色のシャツ等を着用の際はお気を付けください。
arrow_ビジネストート01
- 価格
-
¥ 82,000 (税込)
- 商品コード
-
108150023 〜 108150170
- 備考