個体による違いの激しさが特徴のオレンジ。ルガトショルダーのオレンジは少し黒の混じった濃いものもあれば、明るく発色するものもある。色の説明をするのに「柿渋のような色」と説明することがあるが、オレンジを見たお客様からはこの表現が適していると専ら言われている。色味としてはレッドよりも明るく感じるので表情は全てくっきりと出ておりトラやバラキズは勿論のこと、その他の表情も多彩を極めている。

万人に受け入れられる色

並べてみるとその違いがはっきりとわかる。オレンジという色を聞いた時に、この絶妙な加減を誰が想像できただろうか。大人の雰囲気を纏い、落ち着いた「ダークブラウン」、上品で且つ鮮烈な印象を与える「レッド」と比較すると、「オレンジ」は暖かみがあり、洒落た雰囲気を纏っている。人を包み込む力とでも言おうか、万人に受け入れられる器を持っている気がしてならない。