相手の視線を奪う
mark 名刺入れ 02
Detail
長く記憶に残る
ビジネスでは一瞬の出来事が人の印象を決める。そしてその一瞬が与えた印象は長い間、相手の脳裏に焼き付いている。身だしなみや足元を見られていることはよく言われているが、名刺入れも例外ではない。人の持っていない、それでいて嫌味にならない名刺入れには仕事をうまく運ぶ理由がある。名刺を多く交換してきた人が相手なら、その視線を奪い、持ち主に対して興味を抱かずにはいられない。
自分に合うものを
名刺入れに使用されているルガトショルダーは個体差がはっきりと現れる革だ。同じ商品でも色の濃さや表情が1点1点異なり、同じ商品でも見た目が異なる。どれが正解というわけではない。持つ人の個性に合わせて選べば自ずと持ち主に同化していく。それが革製品の醍醐味なのだ。(表情の希望がございましたら購入の際の備考欄にお書きください)
使用感に妥協なし
名刺の収納量は最大40枚。そしてマチはW折りを採用している。実は一般的な名刺入れはV折りになっていて、名刺が斜めになってしまうことがあり、またマチの開きもあまり大きくないので収納した名刺を確認しにくい。この現象を軽減させるために編み出されたのがW折りだ。両マチがWに折り込まれているため、納まりが良く、同じサイズのV字の名刺入れと比べると2倍大きく開閉できる。こうしたひと手間は職人の工程を増やしてしまうが使用感に違いが出る妥協できない箇所となる。
左/Wマチ 右/一般的な名刺入れのマチ
ホックへの執着
滅多にお目にかかることのない”名刺入れのホック”。アクセントにもなっているこのホックにもAlt81のこだわりが散りばめられている。ホックのメス(受け側)にはドイツ・プリム社製を、オス(突起側)の金具は日本製の真鍮削り出しの挽物を用意。挽物とは金属の塊から削り出して作る方法で、丈夫で綺麗、そして重厚感がある。ホックを留めた際に響く「パチッ」という乾いた高音は真鍮挽物ならではといえる。また、ホックのアタマにも注目して欲しい。ネイビーには黒ニッケルメッキの表面に職人が細かく線を入れ艶を消す「サテー加工」を施したものを、ダークブラウンには眩いゴールドのものをあしらっている。それぞれの革の色に応じて愉しんでいただきたい。
曲線は優雅に、そして機能的に
カブセにホックのついた名刺入れも珍しいが、さらにこの名刺入れの見た目を稀有なものにしているのがカブセの曲線だ。この絶妙なカーブは名刺入れそのものにゆとりを持たせてくれる。実はこの曲線、見た目のアクセントだけではなく、カブセを開ける際の指のかかりが良くなるという利点もある。ホックのある名刺入れだからこそ、指のかかりは使い勝手に繋がる重要な要素だ。見た目の美しさと機能性を兼ね備えた独特なカブセはAlt81ならではかもしれない。
一味違う縫製
縫製というのはなかなかに奥が深い。それゆえ縫製を見るとその商品の良さが見えてくる。例えば名刺入れをグルっと1周半囲むミシン掛けは非常に難しい。背面を見ると下の方にミシン目を揃えて縫製している箇所があるが、これが名刺入れの前段と中のマチを一緒に縫う出発点となる。縫製方法はこうだ。まず、左右合わせて2回、前段に向かってミシンを掛ける。次に片側の出発点と同じミシン穴から最初は逆方向に縫製し、そのままカブセの曲線を経由して逆側の出発点まで一気に縫う。一回の縫製に見えて、実に3回もミシンを掛けているのだ。そして仕上げにはステッチが二重に掛かる箇所に一度掛けた針穴を狙って上から縫製を施していることも見逃せない。最後の最後、職人の気配りが見え隠れしているはずだ。
内装にも革を
一般的には名刺入れの内装にはナイロンが使われることが多い。これは加工のしやすさや価格の問題が絡んでくるのだが、この名刺入れの内装は革を使用している。外装に使用されているルガトショルダーという革とは別の革で内装用に仕上げた一級品。また、内装の革だからといって侮ってはいけない。長く使い続けることで艶の上がるこの革は、いつでも外装を担えるほどの品質を兼ね備えているのだ。
滑らかなコバ
革と革の合わさる厚めのコバはザラつきのない滑らかな仕上げになっている。これは職人が滑らかになるまで何度も磨いた賜物だ。
引き締めるネン
外装をグルッと囲むように熱したコテを使って引く「ネン」が縁全体に施されている。ステッチと縁の僅かな間を走るその線は名刺入れ全体を引き締める効果がある。
糸処理のひと手間
※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。
通常、糸処理は縫製した後に糸を短く切り軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。
Leather
艶麗な光沢が、
透明感と革色を惹き立てる
ルガトショルダーを一言で例えるなら、「奥行きのある革」――透明感と上品な革色を引き立てる艶やかな光沢は、色だけでなくショルダーが持つ革らしい表情をも立体的に映し出し言い知れぬ高級感を漂わせる。また、ショルダー特有のトラが魅せる荒々しいワイルドさを残しながらもパンと張った美しい銀面はビジネスシーンにマッチし、一味違ったインパクトを持たせる。光によって角度によってその表情を変えるルガトショルダーの魅力は、持ち主を飽きさせない。
「相手の視線を奪う」
mark_名刺入れ02
使用感に妥協なし
名刺の収納量は最大40枚。そしてマチはW折りを採用している。実は一般的な名刺入れはV折りになっていて、名刺が斜めになってしまうことがあり、またマチの開きもあまり大きくないので収納した名刺を確認しにくい。この現象を軽減させるために編み出されたのがW折りだ。両マチがWに折り込まれているため、納まりが良く、同じサイズのV字の名刺入れと比べると2倍大きく開閉できる。こうしたひと手間は職人の工程を増やしてしまうが使用感に違いが出る妥協できない箇所となる。
左/Wマチ 右/一般的な名刺入れのマチ
ホックへの執着
滅多にお目にかかることのない”ホックの名刺入れ”。アクセントにもなっているこのホックにもAlt81のこだわりが散りばめられている。ホックのメス(受け側)にはドイツ・プリム社製を、オス(突起側)の金具は日本製の真鍮削り出しの挽物を用意。挽物とは金属の塊から削り出して作る方法で、丈夫で綺麗、そして重厚感がある。ホックを留めた際に響く「パチッ」という乾いた高音は真鍮挽物ならではといえる。また、ホックのアタマにも注目して欲しい。ネイビーとグリーンには黒ニッケルメッキの表面に職人が細かく線を入れ艶を消す「サテー加工」を施したものを、ダークブラウンには眩いゴールドのものをあしらっている。それぞれの革の色に応じて愉しんでいただきたい。
曲線は優雅に、
そして機能的に
ホックのついた名刺入れも珍しいが、さらにこの名刺入れの見た目を稀有なものにしているのがカブセの曲線だ。この絶妙なカーブは名刺入れそのものに個性を持たせてくれる。実はこの曲線、見た目のアクセントだけではなく、カブセを開ける際の指のかかりが良くなるという利点もある。ホックのある名刺入れだからこそ、指のかかりは使い勝手に繋がる重要な要素だ。見た目の美しさと機能性を兼ね備えた独特なカブセはAlt81ならではかもしれない。
一味違う縫製
縫製というのはなかなかに奥が深く、それゆえ縫製を見るとその商品の良さが見えてくる。例えば名刺入れをグルっと1周半囲むミシン掛け。背面を見ると下の方にミシン目を揃えて縫製している箇所があるが、これが名刺入れの前段と中のマチを一緒に縫う出発点となる。縫製方法はこうだ。まず、左右合わせて2回、前段に向かってミシンを掛ける。次に片側の出発点と同じミシン穴から最初は逆方向に縫製し、そのままカブセの曲線を経由して逆側の出発点まで一気に縫う。1回の縫製に見えて、実に3回もミシンを掛けているのだ。そして仕上げにはステッチが二重に掛かる箇所に一度掛けた針穴を狙って上から縫製を施していることも見逃せない。最後の最後、職人の気配りが見え隠れしているはずだ。
内装にも革を
一般的には名刺入れの内装にはナイロンが使われることが多い。これは加工のしやすさや価格の問題が絡んでくるのだが、この名刺入れの内装は革を使用している。外装に使用されているルガトショルダーという革とは別の革で内装用に仕上げた一級品。また、内装の革だからといって侮ってはいけない。長く使い続けることで艶の上がるこの革は、いつでも主役を担えるほどの品質を兼ね備えているのだ。
滑らかなコバ
革と革の合わさる厚めのコバはザラつきのない滑らかな仕上げになっている。これは職人が滑らかになるまで何度も磨いた賜物だ。
引き締めるネン
外装をグルッと囲むように熱したコテを使って引く「ネン」が縁全体に施されている。ステッチと縁の僅かな間を走るその線は名刺入れ全体を引き締める効果がある。
糸処理にもこだわりが宿る
通常、糸処理は縫製した後に糸を短く切り軽く熱処理をするだけの場合が多い。だがAlt81ではミシンで縫製した後、糸にわざわざ糊を付け針穴に挿し込む「糊止め」を施している。手間はかかるが見た目に美しく、長く使う中で使用中の糸ほつれが起こりにくい作りになっている。
※こちらの画像は別商品の「糊止め」をしている画像です。
mark_名刺入れ02
- 価格
-
¥ 16,000 (税込)
- 商品コード
-
108150049 〜 108150084
- 備考